Monday dirty jokes
ZUBA★FES vol.3 のゲスト出演者として、MDJ、通称 Monday dirty jokes. の三人が参戦しました!名古屋を活動の中心としたボーカルユニットで、彼らの話から、今の音楽シーンの中の熱量を感じました。
三人の出会いはどうだったんですか?
MDJの曲を作っている DeLA さんが、もともと別のバンドを解散し、何か面白いことをしたいという思いで、いい曲が書けたことから、チャラい男5人組の集団を作るプロデュース業に専念したいと思い、企画書を持って単身でレーベルに相談に行くことから始まりました。そのレーベルに所属していた歌い手の Issa を見つけ、「彼をください」と半ばプロポーズのようにナンパ(笑)。残りの4人のイケメンを見つけるのもなかなか苦労しましたが、Issa と一緒にいることで、次第に自分も歌いたいという気持ちに気づき、高校時代の先輩である CHANYAMA をナンパ(笑)して、この MDJ という形になりました。
バンド名の由来は?
三人が一緒にいるとすぐに下ネタに走るという話から、ある日「今日は何曜日?」となり、「月曜日、Monday」ということで、月曜日からずっと下ネタの dirty jokes「汚いジョーク」、これだ!ということで Monday dirty jokes となりました。
自分たちのスタイルは?
自分たちのスタイルの原点は、基本的にパーティーチューンであり、みんなで無理せず前向きにいこうぜ!というのが根っこにありますが、最初はロック調のみんなで騒ごうぜ!というものだったり、ロックで胸に刺さるようなものだったりしました。しかし、コロナの影響でライブができなくなってからは、いろいろなジャンルに挑戦しようという試みがあり、トラックサウンドを中心に曲作りしたりしました。コール&レスポンスなライブができない時期に新たな一面を開拓できたと思います。最近はまた、みんなで騒げるロック調の曲に戻ってきたり、さらにパワーアップさせて、勢いをつけていこうぜ、という方向も増えてきましたね。
コロナの時期はどうでした?
本当にやばかったですね。ライブができないことに焦りを感じ、お金もなくなり、食費も100円生活という状況になりました。しかし、その間にファンの方々と画面越しで接することで距離が逆に近くなり、ファンからの応援や励ましの言葉が糧になりました。ライブがプラットホームでしたがこれが配信に変り、会えないお客さんにどうやって音楽を伝えるかという思いが、新しい曲たちを生み出すきっかけとなりました。今の自分たちを作り上げた大事な充電期間だったと思います。
ライブでの感動は?
正直、まだワンマンで Zepp Nagoya や DIAMOND HALL を埋められるバンドでもないので、必死にそこを目標に積み重ねてきたことや、お客さんとの時間があります。SE が流れてステージに出て、フロアを見たときの感動はやはりいつもしびれますし、歌っているときに観客が一体となって盛り上がっている感じや、マイクパフォーマンスで観客が泣いているときなど、お客さんとの共感の瞬間はたまりません。
最後に若い音楽家や後輩たちへのアドバイスはありますか?
「気合い」があれば何でもできますよ!
- 後記
- MDJは一見すると「気合い」という言葉からは遠い存在のように思えるかもしれませんが、彼らは逆境を成長するためのエネルギーに変える心の持ち方や、受け止め方を知っているからこそ、そんな言葉が説得力を持つのだと思います。彼らは家族のように共に過ごしてきたメンバー同士の絆や、現代的かつバランスの取れた「がむしゃらに、しかし無理せず」というスタイルが、MDJの魅力の一端だと感じます。私のような昭和世代の人間にもズバッと刺さるものがあります。彼らが次にどんな音楽を魅せてくれるのか、楽しみで仕方ない。
プロフィール
Monday Dirty Jokes
名古屋を拠点に結成された3ピースボーカルユニット。 略称は、ユニット名の大文字を取り「MDJ」。
2018年 12月 1st Single「ツヨメテキーラ」で全国CDデビュー。
2020年春、3月25日に2nd Single「HURRY UP」をリリースし、オリコンランキング ウィークリーチャット3位。デイリーランキング15位を獲得。
リリースされた1stフルアルバム「BEGINNING」がiTunes J-Pop アルバムランキング10位、総合アルバムランキング20位にランクイン!!!
2022年秋、全9公演に及ぶ全国ツアーを開催!!!全国各地でソールドアウト!!!