ROYALcomfort

ROYALcomfort

再びZUBAFESのステージに戻ってくる、3人組ユニット「ROYALcomfort(ロイヤルコンフォート)」。
歌・ラップ・トラックメイキング、それぞれの個性が交わるライブは、熱くて、あたたかくて、どこか肩の力が抜けるような“心地よさ”を届けてくれる。
地元で出会った3人が、地上波やSNSを通して見つけた転機、そして音楽へのこだわり、ZUBAFESのステージにかける想いまで。
仲良し同級生達が語る、ユーモアと本音が詰まったインタビューをお届けします!

自己紹介をお願いします!

KAY-I(Vocal):はい、ボーカルのKAY-Iです。
BGY(RAP):RAP担当のBGYです。
ROVER(DJ、track maker):DJとトラック制作をやってます、ROVERです。

ロイヤルコンフォートのルーツについて教えてください。

KAY-I:グループ名の「ROYALcomfort」は、“ロイヤル=高貴さ”と“コンフォート=居心地の良さ”を掛け合わせたもので、「音楽で心地いい空間を作れたらいいな」という思いからつけました。
BGY:言うて、最初は地元の友達同士のノリで始めた感じやったけどね(笑)。
ROVER:子どもの頃から一緒で、“音楽ユニット”になる前に、ただの仲良し3人組です(笑)。でもその“地元感”がライブに出てるんかなと思います。

音楽活動の転機になった出来事はありますか?

BGY:僕とKAY-Iは、もともとサラリーマンしながら音楽やってて。会社辞めて「音楽一本でいくぞ!」ってなったときが一番の転機かな。あの感じは今でも覚えてますね。
KAY-I:僕はフジテレビの『千鳥の鬼レンちゃん』。あの番組で10連チャン成功したのが、すごく大きかった。テレビ出てる人って声かけられたりとか(笑)、でコロナ禍にTikTok始めて、ショート動画で多くの人にしってもらったり。結果、SNSのフォロワーが100万人超えて、「あ、俺の歌、届いてるんだ」って実感できたのがすごく嬉しかったです。

楽曲制作におけるこだわりは?

ROVER:僕は歌わないんですけど、その分、2人の歌とラップの良さが一番引き立つようなトラック作りを心がけてます。僕らにしか経験できなかった人生や価値観を、どう楽曲で表現するかっていうのがいつも軸ですね。
KAY-I:楽曲によって歌い方も全然変えてるし、ジャンルも幅広くやってますけど、根っこはいつも“今の自分たちをそのまま”出すってことにこだわってます。
BGY:ラップも毎回“この瞬間の自分”をちゃんと届けられるようにって意識してるかな。

ZUBAFESのステージでは、どんな楽曲を披露する予定ですか?

KAY-I:今回は新曲も入れてます!去年のZUBAFES以降に出した新曲をライブで初披露できるので、そこも注目してほしいです。
BGY:セットリストの構成は、ライブの“空気”を読んで都度変えてますね。誰が来るかとか、どんな環境かとか。
ROVER:場所ごとにちゃんと向き合ってるからこそ、毎回違うものが見れると思います!

メンバー同士で“尊敬してるところ”ってありますか?

KAY-I:ROVERは本当に空気を見て動く天才やと思ってますね。あと、ふざけるときはちゃんと全力(笑)。
ROVER:それ褒めてる?(笑)BGYはライブの盛り上げ方とか、今の時代の波にしっかり乗れてるのがすごい。
BGY:KAY-Iは、根っこの部分でちゃんと“歌を届ける人”なんですよね。ぶれない。だからこそ、3人でバランスが取れてると思ってます。

初めて聴く人に「まずはこれ!」っていう楽曲は?

BGY:僕は「Stay Gold」ですね。自分でも何回も聴くくらい大好きな曲です。
KAY-I:「君に好きと伝えよう」は、YouTube1000万再生で一番聴かれてる曲だから、まずそこから。
ROVER:僕は「心臓」。ロイヤルコンフォートとしての“転機”になった楽曲だと思ってます。

ZUBAFESで出すとしたら“フェス飯”は?

BGY:スパイスカレー!最近ハマってて、自分でも作るんですよ。ライブのあとにもぴったり(笑)。
ROVER:カレーいいですね。僕はちょっと本格的なやつ出したい(笑)。
KAY-I:3人でやるなら、それぞれの“おふくろの味”を出すのもアリかも(笑)。

ファンや来場者へメッッージをお願いします!

KAY-I:ロイヤルコンフォートを知らない方にも、「なんかいいな」って思ってもらえたら嬉しいです。
ROVER:僕ら、ステージの上で全力なんで!ライブでぜひ体感してもらいたいです。
BGY:ファンの皆さんにはほんまに感謝してます。これからも、全部のライブに来てほしいです。どれも見逃せないから!

後記
ROYALcomfortのステージを観るたびに思うのは、「こういう音楽が一番心に残るんだよな」という実感だったりする。何気ないように見えて、言葉も、メロディも、パフォーマンスも、すべてに筋が通っている。どれも“今この瞬間”の彼らが出せる、等身大の最高を詰め込んでいるのが伝わってくるのだ。
サッカー仲間から始まった3人の関係性。その中で築かれた信頼感と、KAY-I、BGY、ROVER、それぞれのスタンスがしっかりと立っていることが、ROYALcomfortというグループの“ブレなさ”につながっている。音楽に対して真摯であること、ファンに誠実であること──それをまっすぐ届ける彼らのライブには、見た人の記憶に残る“強さ”がある。

去年のZUBAFESで感じた、かっこよさ、熱さ、そして優しさ。それは今年も間違いなくステージに溢れてくるはずだ。いや、むしろさらに進化しているに違いない。楽曲に込めた想いを、今年も全力で体現してくれることだろう。
どこまでも自然体で、でも芯が通っていて、信頼できる。それがROYALcomfortの音楽。私はまた、今年の彼らのステージに心から期待している。
2025.04.30
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