ハジ→

ハジ→

シンガーソングエンターテイナー・ハジ→が、ZUBAFESに初登場!
その明るくもストレートな言葉で、多くの人の背中を押し続けてきた彼が、ライブという“リアル”の場で、どんなメッセージを届けてくれるのか。
宮城県仙台市出身、“矢印”に込めた想いや、人生を通して辿り着いた音楽へのスタンス、そして今、ZUBAFESにかける想いとは──。

改めて自己紹介をお願いします。

ハジ→:はい、カタカナで“ハジ”に右矢印、シンガーソングエンターテイナー、from 仙台宮城県!ハジ→と申します。


この名前の由来、気になります!

ハジ→:一言で言えば、名前にインパクトが欲しかったんです。当時、アーティスト名に“ → ”ってあんまり誰も使っていない印象で、僕が使わせてもらったら「矢印といえばハジ→」と思ってもらえるようになれたりするかなって。話のネタにもなるし、実際に今もこうして聞いていただいておりますし。(笑)。

音楽を始めたきっかけは?

ハジ→:最初はやっぱり、モテたい!ですよ(笑)。高校時代、軟式野球部にいたんですけど、部活とは別で文化祭に向けてバンドを組むことになったのが最初です。どうせなら女子高生の前で歌いたいっていう、もう完全に不純な動機ですね(笑)。でも、実際にステージに立ったら、歌っている時間全部がスローモーションに感じるくらい心が喜んでて、「あ、これだな」って思った。ゾーンに入ってるっていうか、宇宙と繋がった感覚というか。その時に、これでプロになれたら最高だなって思ったんですよね。

楽曲制作において、特に印象的だったエピソードはありますか?

ハジ→:僕の歌は実話ベースの楽曲がほとんどなのですが、一番印象に残ってるのはデビュー前に作った「sumire。(スミレ)」という楽曲かもです。少し年下の友人が“スミレさん”に恋をして、「自分の彼女への想いを歌にしてくれないか」って頼まれたんです。彼の気持ちをガラケーでやり取りして、その想いを歌にしました。二人は最終的に結ばれることはなかったんですが、友人にはすごく喜んでもらえて。楽曲を聴いて共感の気持ちを示してくれる人も出てきてくれて。自分以外の誰かのために初めて書いた歌で、自分にとってその後の大きな転機になった楽曲でしたね。

ハジ→さんにとって“言葉”とは?

ハジ→:それこそ“エネルギー”ですよね。ネガティブな言葉は、人にマイナスな影響を与える。でも逆にポジティブな言葉「ありがとう」とか「嬉しい」「楽しい」とか、そういう言葉には、人を元気にする力がある。自分の歌も、聴いてくれた人の心を明るくできるように、責任を持って言葉を選んでいます。もちろん、失恋ソングとかではあえて苦しい言葉を使うこともあるけど、その場合は聴いた人がその想いや経験に共感してくださって癒されるように、って思いながら書いてます。

つらいとき、どう乗り越えてきましたか?

ハジ→:僕、正直、心はそんなに強くないんですよ。精神的な病で活動休止したこともあるし、アルコールに依存してしまったこともある。でも今は“断酒”してて、毎日元気に生きることができているんです。お酒を絶って生きていくって決めて、それを達成しながら生きていることで、自己肯定感も高まり、心も穏やかに過ごせるようになり、その後すごくいい循環が生まれました。もし今つらい人がいて、お酒を飲む習慣がある人なのであれば、「断酒、オススメです!」って全力で伝えたいです。

ハジ→さんが大切にしている“生き方”とは?

ハジ→:正直に生きること。自分に嘘をつかないこと。もちろん、人にも誠実に。
正直で素直な関係のほうが、気持ちがいい。自分にとって心地いい人と関係を築けるように、まず自分が素直に生きる。そういう生き方をしていきたいですね。

自分を受け入れることって、難しいことですよね。

ハジ→:僕も長い間、自分を受け入れられなくて。元々僕は自己肯定感がとても低くて、コンプレックスだらけの人間だったんです。でも、これまで生きてきた中で様々な学びを得ながら、少しづつですが自分を愛せるようになっていきました。まず「自分の姿形、環境などを自ら選んで生まれてきた」という前提を100%信じることにしました。そうすると、変えられないことに対する不満は持っていても仕方がないことになり、それらは受け入れるしかなくなります。その上で努力などで変えられることに対してフォーカスしてとことん自分自身と向き合う。自分が何に喜びを感じて、何が嫌なのか。それをノートに書き出して、自分で自分自身を深掘りしながら理解していく。そうやって日々を重ねながら嫌なことからは離れ、自分が心地よいと思う方を選択していくと、少しずつですがどんどんと理想の現実が創造されて行くようになっていきました。そうなってくると自分の生き方や在り方への自信も芽生えてくるのでどんどんと自分を好きになっていけるような気がします。

ZUBAFESに出演が決まりましたが、どんな気持ちですか?

ハジ→:めちゃくちゃ楽しみです!しかも屋外って聞いて、もうテンション上がりました。屋外のステージは開放感があって、思いっきり歌えるのが嬉しい。 「ズバッと楽しむ」っていう感じでいきますよ!

ZUBAFESで“ハジ→飯”を出すとしたら?

ハジ→:カレーですかね。実は最近スパイスカレー作りにハマってまして、小麦粉使わずにとてもヘルシーで身体に優しいカレーをおいしく作れるようになってきたんですよ。名前はもちろん「ハジ→カレー」!矢印入りで、栄養価も高くて最強です(笑)。

今回ZUBAFESでは、配信から生まれたアーティストたちも出演しています。そんな若いアーティストたちに伝えたいことは?

ハジ→:生配信を毎日のように続けることって本当に大変なことで、すごいと思っています。それをコツコツと継続してるライバーさんに対して、僕はめちゃくちゃリスペクトしてます。 先日、3000日連続生配信を最近突破しました!っていうライバーの知人がいて、本当に尊敬しかないなぁと思いました。自分はアーティストじゃなくて、ライバーだから。なんて感じたりせず、同じステージに立つ者として、アーティスト同士として、共演させていただけることを心から楽しみにしています。よろしくお願いします!!

最後に、ZUBAFESで観てくれる人たちに届けたいメッセージをお願いします!

ハジ→:当日初めて僕の歌を聴いてくださる方もいらっしゃるかと思いますが、僕は「皆様の人生に常にプラスのエネルギーとして関わらせて頂き続けられるような音楽家でありたい。」という想いの元、歌手活動をしております。当日の僕のライブで、少しでもポジティブで楽しい気持ちになってもらえたら、嬉しいです。 池袋でのライブは約2年ぶり。ハジ→ファン全員集合でお願いします!!みんなで一緒にズバッと楽しんぢゃったら、ええじゃないか〜!♪ありがとうございます!以上ハジ→でした。

2025.04.24
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